【身内向け】貸出デッキ解説①【赤黒邪王門バスター】
~これまでのあらすじ~
キング黒部ダム貸出デッキ、翼(《ヘブンズ・フォース》)と左腕(《爆熱剣 バトライ刃》の2枚目)を失った【ドラグナー】、《爆熱剣 バトライ刃》と《超戦龍覇 モルトNEXT》のコンビ殿堂解除によって組みなおしを余儀なくされた【モルトNEXT】、環境速度がわからないためコントロールは不可能なので解体された【5c蒼龍】、そしてひっそりと組まれていた【カリヤドネループ】を全て失ったケイっち店長。
新環境に向け新たな貸出デッキを開発するのであった...
今回の貸出デッキは新環境、構築済みデッキ「蒼龍革命」をフルに生かした強力なデッキ、【赤黒邪王門バスター】について解説していく。
①デッキレシピ
メインデッキ
《”龍装”チュリス》×4
《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》×4
《鬼ヶ大王 ジャオウガ》×4
《単騎連射 マグナム》 ×1
《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》×1
《MEGATOON・ドッカンデイヤー》×1
《「是空」の鬼 ゲドウ権現》×1
《最終決戦だ!鬼丸ボーイ/超次元オニシュラ・ホール》×2
《ボルシャック・サイバーエクス》×3
《「影斬」の鬼 ドクガン竜》×3
《ボルシャック・ドギラゴン》×4
《百鬼の邪王門》×4
《勝利のアパッチ・ウララー》×2
《蒼き団長 ドギラゴン剣》×1
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》×4
《禁断 ~封印されしX~ /伝説の禁断 ドキンダムX》×1
超次元ゾーン
《シルバー・ウォルグ》×1
《勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》×1
《勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》×1
《勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》×1
《時空の司令 コンボイ・トレーラー/司令官の覚醒者 コンボイ》×1
《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》×1
《紅蓮の怒 鬼流院 刃》×1
《激浪のリュウセイ・スプラッシュ/灼熱のリュウセイ・ボルケーノ/大地のリュウセイ・ガイア/真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル》×1
※1.《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》は3種類のカードを合体させて裏返すカードです。
※2.《シルバー・ウォルグ》、《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》、《紅蓮の怒 鬼流院 刃》も合体させて裏返すカードですが、このデッキでは関係ないので裏面の名前は省略しています。
※3.《激浪のリュウセイ・スプラッシュ/灼熱のリュウセイ・ボルケーノ/大地のリュウセイ・ガイア/真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル》はトリプルフェイスカードとなっており、これらは1枚のカードです。
GRゾーン
《”魔神轟怒”ブランド》×2
《グッドルッキン・ブラボー》×2
《ダダダチッコ・ダッチー》×2
《ポッポーポップコー》 ×2
《全能ゼンノー》×2
②回し方
このデッキは明確なゴールを求めて序盤をプレイする、というよりは手札に応じて2つのパターンを選択して勝利に向かうデッキだ。
そこで、目指すべき2つのパターンを明記しておく。
パターン1.革命チェンジ
このデッキのメインのパターンが革命チェンジパターンだ。
まずはコスト5以上の火のスピードアタッカードラゴンを用意する。このデッキで最も出しやすく、最も速いのが《”龍装”チュリス》だ。
“龍装”チュリス 火文明 (5)
クリーチャー:ドラゴンギルド/ビートジョッキー 5000
・B・A・D2(このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりにこのクリーチャーを破壊する。)
・スピードアタッカー
なぜコスト5以上の火のドラゴンである必要があるのか。
その理由こそがこのデッキの二大切り札、《蒼き団長 ドギラゴン剣》と《蒼き守護神 ドギラゴン閃》だ。
蒼き団長 ドギラゴン剣 火/自然文明 (8)
クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 13000
・革命チェンジ―火または自然のコスト5以上のドラゴン
・T・ブレイカー
・自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
・ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、コストの合計が6以下になるよう、進化ではない多色クリーチャーを好きな数、自分のマナゾーンまたは手札から選び、バトルゾーンに出す。
蒼き守護神 ドギラゴン閃 光/火文明 (8)
クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 13000
・革命チェンジ:光または火のコスト5以上のドラゴン
・ブロッカー
・T・ブレイカー
・自分のターンの終わりに、自分の多色クリーチャーをすべて、アンタップする。
・ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から進化ではない多色クリーチャーを、コストの合計が6以下になるように好きな数選び、バトルゾーンに出す。残りを好きな順序で山札の下に置く。
これらの強力なドラゴンは「革命チェンジ」によって盤面に登場し、さらなるアドバンテージを稼いでゲームを一気に加速させる。
《蒼き団長 ドギラゴン剣》はさらなる多色クリーチャーの踏み倒しに加え、スピードアタッカー付与により相手のシールドを攻め立てることで組み合わせ次第ではフィニッシュまで持っていくことができる。
一方、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》はデッキの上からという不確定要素による踏み倒しと《蒼き団長 ドギラゴン剣》とは違いスピードアタッカー付与も無いためフィニッシュまで向かうことは難しいがしっかりと盤面を作り次のターンのリーサルを狙うことができる。
さて、これら「ドギラゴン」達で踏み倒すコスト6以下の多色クリーチャーは何がいるのか。このデッキで多用する一例を挙げる。
勝利のアパッチ・ウララー 闇/火文明 (6)
クリーチャー:メルト・ウォリアー/ダークロード/ハンター 3000
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、またはこのクリーチャーが破壊された時、相手の手札を見ないで1枚選び、相手はそれを見せる。そのカードと同じ文明を持つ、コスト8以下のハンター・サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
「影斬」の鬼 ドクガン竜 闇/火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/鬼札王国 6000
・スピードアタッカー
・W・ブレイカー
・このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-5000する。
・<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、自分のクリーチャーすべてに「ブロッカー」と「スレイヤー」を与える。
ボルシャック・サイバーエクス 水/火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サイバー・コマンド 7000
・革命チェンジ:水または火のコスト3以上のドラゴン(自分の水または火のコスト3以上のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
・スピードアタッカー
・W・ブレイカー
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶︎相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選び、破壊する。
▶︎相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
《勝利のアパッチ・ウララー》は登場時に(相手の手札が0でなければ)超次元ゾーンからサイキッククリーチャーを展開することができる。Wブレイカーのサイキッククリーチャーを呼び出せば《蒼き団長 ドギラゴン剣》からであれば3点+2点+1点で一気に勝利まで向かうことができる。《蒼き守護神 ドギラゴン閃》であっても勝てはしなくとも強力な盤面を作ることができるだろう。
《「影切」の鬼 ドクガン竜》は自身もコスト5以上のスピードアタッカードラゴンであり革命チェンジ元としても革命チェンジ後に場に出すクリーチャーとしても優秀だ。攻撃時のパワーマイナス能力で盤面を取ることもできるし、「鬼タイム」が発動していれば《蒼き守護神 ドギラゴン閃》との相性は抜群だ。
《ボルシャック・サイバーエクス》もスピードアタッカーでありながら革命チェンジを持っている。登場時に盤面を取ることもでき、《「影切」の鬼 ドクガン竜》とは違って除去のために攻撃する必要も無いため、小回りが利くカードであると言える。
これが革命チェンジパターンだ。《蒼き団長 ドギラゴン剣》からであれば一気にフィニッシュを狙う、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》からであれば返しに死なない盤面を作り次のターンにフィニッシュを狙うという動きを意識しておけばいい。
パターン2.カウンター
実はこのデッキ、シールドトリガーが2枚しか入っていない。そんなデッキがのんびりしていたら相手に殴られた時に耐えられるのかと思われるかもしれないだろうがそこは心配いらない。なぜなら、このデッキにはシールドトリガーと同じような防御手段が複数枚入っているからだ。それこそが《ボルシャック・ドギラゴン》とデッキ名にもなっている《百鬼の邪王門》だ。
ボルシャック・ドギラゴン 火文明 (7)
進化クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍 12000
・革命0トリガー―クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、このクリーチャーを手札から見せてもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードが火の進化ではないクリーチャーなら、バトルゾーンに出し、このクリーチャーをその上に置く。
・進化−自分の火のクリーチャー1体の上に置く。
・T・ブレイカー
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
百鬼の邪王門 闇/火文明 (6)
呪文:鬼札王国
・<鬼エンド>クリーチャーが攻撃する時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、自分のマナゾーンに闇のカードと火のカードがそれぞれ1枚以上あれば、この呪文を自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
・自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その中から、闇または火のコスト6以下の進化ではないクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出す。その後、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。
《ボルシャック・ドギラゴン》はダイレクトアタックを受ける際に突如盤面に現れる受け札。そのターンを凌ぎながら返しにはトリプルブレイカーの高打点としてカウンターを仕掛けることができる。また、「コスト5以上の火のドラゴン」でもあるため、革命チェンジによって《ボルシャック・ドギラゴン》を手札に戻して次のターンの受けにしつつ攻撃に移ることができる。
《百鬼の邪王門》もダイレクトアタックを受ける際に発動することで受け札として機能する。...だけではなく、どちらかのシールドが0であれば「鬼エンド」の条件を満たすことはできるので、相手のシールドが0の時にこちらが攻撃しても発動することができるためスピードアタッカーを盤面に増やすという攻め札としての使い方もできる。
しかしながら、これら2種が手札に貯まっていて革命チェンジカード達が手札に無い時に相手が攻撃してこなければただターンを返すのみになってしまう。
そんな盤面を解決するカードが《鬼ヶ大王 ジャオウガ》だ。
鬼ヶ大王 ジャオウガ 闇/火文明 (5)
クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 7000
・スピードアタッカー
・W・ブレイカー
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドをすべて手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
あの《黒神龍ブライゼナーガ》を思わせるような登場時能力を持つ《鬼ヶ大王 ジャオウガ》。シールドトリガーを使うこともできず自らにシールドを全て手札に加えて0にするという強烈なデメリットを持っているがパワー7000のスピードアタッカーでダブルブレイカーと単体のスペックは高い。《ボルシャック・ドギラゴン》、《百鬼の邪王門》を持っていれば相手は攻撃してくるだろうという考え方で盤面に送り出しても問題は無いだろう。
「デメリット」という書き方に強烈な違和感を持った方も多いだろう。それは間違いではない。
現代デュエマにおいて盾は飾りである場合も多く、《鬼ヶ大王 ジャオウガ》は登場時に5ドローすることができる強力なメリットクリーチャーだ。手札に受け札2種が無くともシールドから持ってこればいいだけの話。むしろ、場に出してシールドを全回収してスピードアタッカーで攻撃、《百鬼の邪王門》を「鬼エンド」でプレイと綺麗に繋がる。そこからドラゴンをだして「ドギラゴン」に革命チェンジすることができればゲームエンドまで持っていくことも可能だろう。これが《百鬼の邪王門》の強みだ。
単純に見えて奥が深いが難しいように見えて手順は見つけやすいという不思議なデッキだ。強さも相当上位になるので是非オススメしたい。
③各カード解説
・メインデッキ
《”龍装”チュリス》
“龍装”チュリス 火文明 (5)
クリーチャー:ドラゴンギルド/ビートジョッキー 5000
・B・A・D2(このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりにこのクリーチャーを破壊する。)
・スピードアタッカー
《蒼き団長 ドギラゴン剣》のデッキを一気に環境トップまで押し上げ関連パーツと本人を殿堂まで追い込んだ片割れの1枚。(もう1枚は《蒼き団長 ドギラゴン剣》本人)
6マナでこのカードが2枚あれば「B・A・D」によって3マナで2枚を召喚して1体目で《ボルシャック・サイバーエクス》にチェンジすることで相手の踏み倒しメタクリーチャーを破壊、2体目で本命の「ドギラゴン」に革命チェンジするという動きも非常に強力だ。
3マナで5マナの革命チェンジ元という明らかな強化とやばさに情報公開時点から各方面で心配の声が上がっていた。
ダメだった。許されるわけないだろ。
《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》
ボルシャック・ドラゴン 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+
・W・ブレイカー
・攻撃中、自分の墓地にある火のカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。
決闘者・チャージャー 火文明 (3)
呪文
・自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から、《ボルシャック》と名前にあるカードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
・チャージャー
2枚目の初動枠。《ボルシャック・ドギラゴン》の外れにならないという点はこのデッキでは非常に重要。
また、従来のデッキとは違い新たに《ボルシャック・サイバーエクス》 という当たりが増えたことも追い風。単純に手札を増やすことのできる可能性が高まったのは嬉しい。
《鬼ヶ大王 ジャオウガ》
鬼ヶ大王 ジャオウガ 闇/火文明 (5)
クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 7000
・スピードアタッカー
・W・ブレイカー
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドをすべて手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
前述の通り。
手札確保が難しいこのカラーリングで一気に手札を補充しながら「鬼タイム」「鬼エンド」の条件を達成することができる点は非常に強力。
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》から場に出しても自身が素でスピードアタッカーを持っているので問題なく攻撃に参加できる点も嬉しい。
《単騎連射 マグナム》
単騎連射 マグナム 火文明 (3)
クリーチャー:アウトレイジ 3000
・自分のターン中に、相手のクリーチャーがバトルゾーンに出る時、そのクリーチャーはバトルゾーンのかわりに持ち主の墓地に置かれる。
「ドギラゴン」デッキといえばこれ。
多色ではないがその封殺能力はあまりにも強力で呪文以外の逆転を封じ込める様はデッキ構築段階から相手に負担をかけることができる。当然の殿堂入りカード。
相手のシールドが無い時に《百鬼の邪王門》が手札にあればこのカードを狙って《百鬼の邪王門》を積極的に撃っていっても構わない。
《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》
絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート 闇/火文明 (5)
クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 4000
・スピードアタッカー
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。
コスト5以上の火のドラゴンでありスピードアタッカーという「ドギラゴン」への革命チェンジ要因として破格の性能を持つ。
後述の《伝説の禁断ドキンダムX》と合わせて「ドギラゴン」を探しに行くこともできる他、自身も多色なので「ドギラゴン」から盤面に出すことができるとすべてが噛み合っている。当然の殿堂入りカード。
《MEGATOON・ドッカンデイヤー》
MEGATOON・ドッカンデイヤー 火文明 (5)
クリーチャー:ビートジョッキー/ワンダフォース 5000
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札をすべて捨てる。
・自分の手札を1枚捨てた時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
手札を投げ捨てて一気にGRクリーチャーを展開できるカード。
カウンター2種や革命チェンジといった手札にキープしないといけないカードとの相性は悪いが、《”魔神轟怒”ブランド》が絡めば1枚でフィニッシュに持っていける点、《百鬼の邪王門》からめくれて《全能ゼンノー》が場に出れば致死率も下がると短所と同じぐらい長所も強いカードとなっている。
《「是空」の鬼 ゲドウ権現》
「是空」の鬼 ゲドウ権現 闇/火文明 (6)
クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 7000
・<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーの召喚コストを4少なくする。
・スピードアタッカー
・スレイヤー
・W・ブレイカー
・自分がゲームに負ける時または相手が勝つ時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。
「ドギラゴン」から出す際に強力な働きをするカード。《蒼き守護神 ドギラゴン閃》から出せば返しのターンの防御力は非常に高い。
また、《鬼ヶ大王 ジャオウガ》でシールドを失くした際には2マナで召喚することができるスピードアタッカーとして打点にもなる優れもの。
欠点はドラゴンではない点。革命チェンジ元になることができないのは少し気になるがスレイヤーも《百鬼の邪王門》との相性がいいため抜きたくないが増やしたくもないカードといったところ。
《最終決戦だ!鬼丸ボーイ/超次元オニシュラ・ホール》
最終決戦だ!鬼丸ボーイ 火文明 (5)
クリーチャー:ヒューマノイド/ハンター/エイリアン 2000
・S・トリガー
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のコスト4以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
超次元オニシュラ・ホール 火文明 (6)
呪文
・相手のパワー2000以下のクリーチャーをすべて破壊する。
・火のコスト7以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
このデッキ唯一のシールドトリガー。
クリーチャー面のコスト4以下のカード除去では厄介な《全能ゼンノー》や《Dの牢閣 メメント守神宮》のようなカードを処理できるのは大変使い勝手がいい。
呪文面では全体除去を行いながら火のコスト7以下のサイキッククリーチャー、主に《勝利のガイアール・カイザー》を場に出すことで革命チェンジ元を用意することができる。
Dの牢閣 メメント守神宮 光文明 (4)
D2フィールド
・S・トリガー
・自分のクリーチャーすべてに「ブロッカー」を与える。(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
・Dスイッチ:いずれかのプレイヤーが自身のターンに最初のカードを引いた時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーをすべてタップする。
勝利のガイアール・カイザー 闇/火/自然文明 (7)
サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 5000
・スピードアタッカー
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、アンタップされているクリーチャーを攻撃できる。
《ボルシャック・サイバーエクス》
ボルシャック・サイバーエクス 水/火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サイバー・コマンド 7000
・革命チェンジ:水または火のコスト3以上のドラゴン(自分の水または火のコスト3以上のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
・スピードアタッカー
・W・ブレイカー
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶︎相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選び、破壊する。
▶︎相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
前述の通りの動きをする。
素出ししても十分に仕事をするので、1枚目をマナに置いて青マナが出るようにしておき2枚目をプレイできるようにしておくというプランも存在する。《決闘者・チャージャー》による手札補充でヒットするので意外と狙いやすい。
「革命チェンジ」を行うデッキのレベルを1つ上げたと言っても過言ではない強力なクリーチャーだ。
《「影斬」の鬼 ドクガン竜》
「影斬」の鬼 ドクガン竜 闇/火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/鬼札王国 6000
・スピードアタッカー
・W・ブレイカー
・このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-5000する。
・<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、自分のクリーチャーすべてに「ブロッカー」と「スレイヤー」を与える。
対戦相手の盤面に《奇石 ミクセル》のような踏み倒しメタクリーチャーがいても攻撃時のパワーマイナス能力を先に解決してから革命チェンジを行うことで避けることができる。
また、このカードはコマンドではないため《禁断 ~封印されしX~》の封印を外さなくて済むという点もポイントだ。
《ボルシャック・ドギラゴン》
ボルシャック・ドギラゴン 火文明 (7)
進化クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍 12000
・革命0トリガー―クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、このクリーチャーを手札から見せてもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードが火の進化ではないクリーチャーなら、バトルゾーンに出し、このクリーチャーをその上に置く。
・進化−自分の火のクリーチャー1体の上に置く。
・T・ブレイカー
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
カウンターをする際には破格の打点を叩き出すカード。
革命0トリガーで場に出そうとしたこのカードはデッキの一番上が外れだった場合そのカードはデッキの一番上からは動かないので、このカードを2枚以上と《百鬼の邪王門》がある場合はデッキの一番上を変えるために《ボルシャック・ドギラゴン》→《百鬼の邪王門》→《ボルシャック・ドギラゴン》→...のように間に《百鬼の邪王門》を挟むようにしよう。
《百鬼の邪王門》
百鬼の邪王門 闇/火文明 (6)
呪文:鬼札王国
・<鬼エンド>クリーチャーが攻撃する時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、自分のマナゾーンに闇のカードと火のカードがそれぞれ1枚以上あれば、この呪文を自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
・自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その中から、闇または火のコスト6以下の進化ではないクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出す。その後、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。
山札の上4枚からなので狙ったクリーチャーを出せない点が気になり登場当初は評価がそこまで高くなかったカード。しかし、その後《鬼ヶ大王 ジャオウガ》の登場により能動的に撃ちやすくなった点から評価が一変した。
マナに火マナと闇マナが無ければ鬼エンドで発動することができないという点は意外と忘れがちなので注意が必要。(2敗)《蒼き団長 ドギラゴン剣》でマナから火/闇の多色クリーチャーを場に出すとマナの色が無くなってしまったということもあるので気を付けよう。(1敗)
また、《禁断 ~封印されしX~》が採用されている関係でゲーム開始時のデッキ枚数は23枚。このカードを複数枚使うとライブラリアウトになってしまう可能性もあるので使用する枚数は調整することを忘れずに。
《勝利のアパッチ・ウララー》
勝利のアパッチ・ウララー 闇/火文明 (6)
クリーチャー:メルト・ウォリアー/ダークロード/ハンター 3000
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、またはこのクリーチャーが破壊された時、相手の手札を見ないで1枚選び、相手はそれを見せる。そのカードと同じ文明を持つ、コスト8以下のハンター・サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
《蒼き団長 ドギラゴン剣》から出したいカードランキング1位。
ドギラゴン剣の3点→このカードの能力で場に出したサイキッククリーチャーの2点→このカードでダイレクトアタックと《”龍装”チュリス》経由であれば3キルが可能となっている。
また、《ボルシャック・ドギラゴン》、《百鬼の邪王門》との相性も良く、《ボルシャック・ドギラゴン》の場合ではパワー12000よりも大きいクリーチャーには無力となってしまうところ《勝利のアパッチ・ウララー》でブロッカーのサイキッククリーチャーを呼び出すことができれば攻撃を防ぐことができる。
《百鬼の邪王門》の場合ではバトル能力で相打ち、または自爆することでサイキッククリーチャーを2体用意することができる。もう1体サイキッククリーチャーを用意する手段があれば強力な3体合体カード、《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》を展開することも夢ではない。
相手の手札が0、または無色のカードが中心のデッキには無力なので注意が必要。
《蒼き団長 ドギラゴン剣》
蒼き団長 ドギラゴン剣 火/自然文明 (8)
クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 13000
・革命チェンジ―火または自然のコスト5以上のドラゴン
・T・ブレイカー
・自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
・ファイナル革命―このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、コストの合計が6以下になるよう、進化ではない多色クリーチャーを好きな数、自分のマナゾーンまたは手札から選び、バトルゾーンに出す。
2016年最強のクリーチャーにして現在に至るまで常に環境に存在し続けている現代デュエマを象徴するとも言えるカード。このカードによって「コスト5以上の火(と自然)のスピードアタッカードラゴン」は一気に評価を上げた。
早ければ3ターン目に盤面に登場するにも関わらずさらなる展開を行い、スピードアタッカー付与によって追撃を可能としている。《ヘブンズ・フォース》に並ぶスピードで当時3ターンキルが横行していた。(余談だが、このカードと《ヘブンズ・フォース》は同じパック出身。当時は《ヘブンズ・フォース》は目立った活躍をしていなかったとはいえ恐ろしいパックだった)
開発段階ではファイナル革命によって場に出すことができるクリーチャーのコストは6ではなく7だったという話は有名。しかも6にしたうえでチャーリー・カティノ氏に「このカードは強くしすぎた」と言わしめている。実際多色カードのデザインはこのカードのせいで難しくなったとも言われている。なんなんだこの主人公のエースカードは。
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》
蒼き守護神 ドギラゴン閃 光/火文明 (8)
クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 13000
・革命チェンジ:光または火のコスト5以上のドラゴン
・ブロッカー
・T・ブレイカー
・自分のターンの終わりに、自分の多色クリーチャーをすべて、アンタップする。
・ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から進化ではない多色クリーチャーを、コストの合計が6以下になるように好きな数選び、バトルゾーンに出す。残りを好きな順序で山札の下に置く。
新たに登場した「ドギラゴン」。
情報公開当初はスピードアタッカー付与が無いため《蒼き団長 ドギラゴン剣》ほどのフィニッシュ性能が無く代替にはならないのでは?という声が出ていたが、実際に使用されるようになると「パワー13000のブロッカーが立ち、(不確定ながらも)横にクリーチャーを展開することができる。このターンでは勝ちきれないが相手が返すことが困難な盤面を作ることができるのでその次のターンに安全にフィニッシュすればいい。」という評価に落ち着き、無事凶悪なファイナル革命持ちクリーチャーとして環境に現れた。そもそも3ターン目にパワー13000のトリプルブレイカーが出たら人は死ぬ。
《禁断 ~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》
禁断〜封印されしX〜 火文明 (マナコストなし)
禁断の鼓動
・この鼓動は、ゲーム開始時、封印を6つ付けてバトルゾーンに置く。
・この鼓動はバトルゾーンを離れない。
・禁断解放―この鼓動の封印がすべてなくなった時、クリーチャー側に裏返す。
伝説の禁断 ドキンダムX 火文明 (99)
禁断クリーチャー:(種族なし) 99999
・T・ブレイカー
・このクリーチャーが禁断解放した時、相手は自身のクリーチャーすべてに封印をひとつ付ける。
・コスト4以下の呪文によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。
・このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。
ゲーム開始時に盤面に出すことで1つのリソースとしてゲームを有利に運ぶことができる。
《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》との相性は抜群で、「ドギラゴン」を見つける手助けとなる。また、《ボルシャック・ドギラゴン》と《百鬼の邪王門》によって禁断解放を行えば相手のクリーチャーがどれだけ並んでいようとも一気に無力化することができる。
単純に打点としても強力だが敗北デメリットもあるので、今本当にコマンドを出していいのか等を考えて調整できるようにしておこう。
・超次元ゾーン
《シルバー・ヴォルグ》
シルバー・ヴォルグ 闇文明 (5)
サイキック・クリーチャー:ダーク・モンスター/ハンター 6000
・ブロッカー
・このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
・覚醒リンク−自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分の《プロト・ガイアール》があれば、そのクリーチャーとこのクリーチャーを裏返しリンクさせる。
《勝利のアパッチ・ウララー》で闇文明を選んだ際に場に出す受け要因。
機会自体は多くないが選択肢の1つとして非常に重要なため採用している。
《勝利のプリンプリン》
勝利のプリンプリン 光/水/自然文明 (5)
サイキック・クリーチャー:ハンター/エイリアン 4000
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
・V覚醒リンク−バトルゾーンに自分の《勝利のガイアール・カイザー》と《勝利のリュウセイ・カイザー》がある時、そのクリーチャーとこのクリーチャーを裏返しリンクさせる。
《勝利のアパッチ・ウララー》から場に出すことになる攻めにも受けにも使用できるカード。攻めの際には相手のブロッカーを封じることで「ドギラゴン」の3点を押し込む...ことになるのだがその使い方をすることになるのは稀だろう。
受けの際も《勝利のアパッチ・ウララー》経由の《ボルシャック・ドギラゴン》から場に出した際に横のクリーチャーを止めつつ今攻撃しているクリーチャーを《ボルシャック・ドギラゴン》で止めて2面取るという使い方になる。《勝利のアパッチ・ウララー》で火・水・闇文明を選んだ際にはブロッカーを出すことができるので光・自然文明を選んだ際の選択肢となる。
《勝利のリュウセイ・カイザー》
勝利のリュウセイ・カイザー 水/闇/火文明 (6)
サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 6000
・W・ブレイカー
・相手は、自身のマナゾーンにカードを置く時、タップして置く。|
《勝利のアパッチ・ウララー》から盤面に呼び出すサイキッククリーチャーの中で最も使用頻度が多いであろうクリーチャー。
3色なので盤面に出しやすく、火のコマンドなので封印も解除可能。
さらに、多色のダブルブレイカーなので《蒼き団長 ドギラゴン剣》のフィニッシュの際にも使用し、殺しきれなくてもマナタップイン能力で相手の動きを阻害することも可能とやりたい放題。次のターンにはこいつ自身も「ドギラゴン」へと革命チェンジできる。
《超次元オニシュラ・ホール》からも盤面に出すことができるので、困ったらとりあえずこれといったような使い方をしても裏目は少ない。
《勝利のガイアール・カイザー》
勝利のガイアール・カイザー 闇/火/自然文明 (7)
サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 5000
・スピードアタッカー
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、アンタップされているクリーチャーを攻撃できる。
「ドギラゴン」デッキのサイキッククリーチャーといえばこれ。
スピードアタッカーを持っているので出したターンに即革命チェンジできるのはもちろん、アンタップキラー能力を持っていることでシールドに攻撃するリスクを回避しながら革命チェンジを行うことができる。《蒼き守護神 ドギラゴン閃》に革命チェンジする際には多用するだろう。
《蒼き団長 ドギラゴン剣》から《勝利のアパッチ・ウララー》を出してのルートの際には《ボルシャック・サイバーエクス》を絡める時にこちらを出す場合もある。(《蒼き団長 ドギラゴン剣》がシールドトリガー等を踏んで除去されてしまった際にも自身がスピードアタッカーなので問題なく革命チェンジに繋げることができる。)
《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》
唯我独尊ガイアール・オレドラゴン 光/水/闇/火/自然文明 (30)
サイキック・スーパー・クリーチャー:レインボー・コマンド・ドラゴン/ハンター 26000+
・スピードアタッカー
・ハンティング(バトル中、このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある自分のハンター1体につき+1000される)
・ワールド・ブレイカー
・このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーをアンタップし、相手のシールドをふたつ選ぶ。相手はそのシールドを自身の手札に加える。
・リンク解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのサイキック・セルのいずれか1枚を選んで超次元ゾーンに戻し、残りのカードを裏返す)
3体の「勝利シリーズ」が合体することで登場するサイキックスーパークリーチャー。
ハンティングを含めた最低でも27000のパワーとワールドブレイカー、バトル勝利時のアンタップ能力で盤面もシールドも制圧していくことができる。
《勝利のガイアール・カイザー》を場に出したターンにこのカードにリンクするとアンタップキラー能力が引き継がれるため、アンタップ能力を含めて相手の盤面を一気に破壊することができる。
裁定変更によってこのカードから革命チェンジした際に《勝利のプリンプリン》だけを超次元ゾーンに戻し、《勝利のガイアール・カイザー》と《勝利のリュウセイ・カイザー》を盤面に立たせた状態にするという挙動が不可能になってしまったが、狙うものでもなかったので些細な問題だろう。
単体で場に立たせたり革命チェンジさせたりした方が強い盤面が多いのでこのカードへリンクさせることを狙う必要はないが、このカードでしか盤面が取れない時もあるため覚えておいて損は無い。
《時空の司令 コンボイ・トレーラー/司令官の覚醒者 コンボイ》
時空の司令 コンボイ・トレーラー 水/火文明 (7)
サイキック・クリーチャー:フレイム・コマンド/グレートメカオー/ハンター 5000
・ブロッカー
・このクリーチャーは攻撃できない。
・覚醒−自分のターンのはじめに、進化ではないグレートメカオーまたはキカイヒーローを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。そうしたら、このクリーチャーをコストの大きい方に裏返す。|
司令官の覚醒者 コンボイ 水/火文明 (14)
サイキック・クリーチャー:フレイム・コマンド/グレートメカオー/ハンター 8000+
・W・ブレイカー
・自分のグレートメカオーとキカイヒーローすべてに「スピードアタッカー」を与え、バトル中のパワーを+8000する。
・解除−このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりに、コストの小さいほうに裏返す。
《勝利のアパッチ・ウララー》から盤面に出すブロッカー。火のコマンドでもあるので禁断の封印も剥がすことができる。《シルバー・ウォルグ》と同じく選択肢としてあるか無いかで勝率に大きき関わってくる。なおこのデッキでは覚醒はしない。
《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》
アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー> 光/水文明 (7)
サイキック・クリーチャー:リキッド・ピープル/ハンター 6000
・自分のターンのはじめに、カードを1枚引いてもよい。
・自分の水のハンターは攻撃されない。
・W・ブレイカー
《勝利のアパッチ・ウララー》で光文明を選んだ際に主に使用。
《紅蓮の怒 鬼流院 刃》と含めて各色のダブルブレイカー多色ハンターサイキッククリーチャーのために採用されている。
ターン開始時の追加ドローも嬉しくないデッキは無い。このデッキも例外ではない。
《紅蓮の怒 鬼流院 刃》
紅蓮の怒 鬼流院 刃 火/自然文明 (7)
サイキック・クリーチャー:ビースト・コマンド/ハンター 7000
・自分の自然または火のハンターがバトルに勝った時、それよりコストが小さいハンターを1体、自分の超次元ゾーンまたはマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
・W・ブレイカー
悪名高き「紅蓮ゾルゲ」で有名な1枚。
こちらも自然の多色ダブルブレイカー枠として採用されている。
能力も《勝利のガイアール・カイザー》との相性も良く、打点を増やすこともできる。地味に火のコマンドなので封印を剥がすことを忘れずに。
《激浪のリュウセイ・スプラッシュ/灼熱のリュウセイ・ボルケーノ/大地のリュウセイ・ガイア/真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル》
激浪のリュウセイ・スプラッシュ 水文明 (7)
サイキック・クリーチャー:ブルー・コマンド・ドラゴン/ハンター 5000
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引く。その後、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
・覚醒:自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分の火と自然のサイキック・クリーチャーがそれぞれ1体以上あれば、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
灼熱のリュウセイ・ボルケーノ 火文明 (7)
サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 5000
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の山札の上から3枚を表向きにする。そのうちの1枚のコスト以下のコストを持つ相手のクリーチャーを1体破壊する。その後、相手は表向きにした3枚を好きな順序で山札の一番下に置く。
・覚醒:自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分の水と自然のサイキック・クリーチャーがそれぞれ1体以上あれば、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
大地のリュウセイ・ガイア 自然文明 (7)
サイキック・クリーチャー:グリーン・コマンド・ドラゴン/ハンター 7000
・W・ブレイカー
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
・覚醒:自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分の水と火のサイキック・クリーチャーがそれぞれ1体以上あれば、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル 水/火/自然文明 (21)
サイキック・クリーチャー:レインボー・コマンド・ドラゴン/ハンター 11000
・W・ブレイカー
・このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
・パラレル解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーを裏返し、その3体のうちの1体にする)
《激浪のリュウセイ・スプラッシュ/灼熱のリュウセイ・ボルケーノ/大地のリュウセイ・ガイア》は3枚で1枚のカードなので、デッキ構築段階で実質3倍お得なカード。選択肢は多い方が嬉しいし、どの面も打点はそこそこながら性能自体は高いので使う機会は確実に存在するので覚えておこう。
《激浪のリュウセイ・スプラッシュ》は《勝利のプリンプリン》のように攻撃・ブロック阻害ができるだけでなくおまけに1ドローもついているので使い勝手がいい。
《灼熱のリュウセイ・ボルケーノ》は相手依存だが広い範囲のクリーチャーを見ることができる点はポイントが高い。
《大地のリュウセイ・ガイア》は面の中で唯一のダブルブレイカー持ちでパワーも高い。マナ加速からのマナ回収なので実質ドローにもなっているので《紅蓮の怒 鬼流院 刃》を出す必要が無い場面ではこちらを出すのが良いだろう。
そして各「リュウセイ」の覚醒後の《真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル》は攻撃時能力で多くのアドバンテージを稼ぐことが可能だ。ただし、ドロー能力とマナ加速能力は強制なのでデッキ枚数には注意が必要。
こちらも裁定変更で攻撃時に革命チェンジ宣言をすることでドローとマナ加速だけを行いパラレル解除で攻撃をキャンセル、ということができなくなったが狙ってできるものでもないので気にしなくてもいい。
・GRゾーン
《”魔神轟怒”ブランド》
“魔神轟怒”ブランド 火文明 (5)
GRクリーチャー:ビートジョッキー/ワンダフォース 3000+
・自分の火のクリーチャーを3体以上バトルゾーンに出したターン、このクリーチャーに「スピードアタッカー」「パワーアタッカー+6000」「W・ブレイカー」を与える。
・超天フィーバー:各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、このターン中に自分の火のクリーチャーを5体以上バトルゾーンに出していれば、自分のクリーチャーをすべてアンタップする。
このデッキのGRゾーンは《MEGATOON・ドッカンデイヤー》で場に出すことになる。
《”魔神轟怒”ブランド》の超天フィーバーを達成させることは難しくないだろう。スピードアタッカーのクリーチャーを組み合わせれば一気にフィニッシュまで持っていくこともできる。
《グッドルッキン・ブラボー》
グッドルッキン・ブラボー 火文明 (4)
GRクリーチャー:ビートジョッキー/ワンダフォース 3000
・マナドライブ4(火):このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンのカードが4枚以上で火文明があれば、このクリーチャーの各ターン最初の攻撃の終わりに、これをアンタップする。
マナドライブによって打点が増える火のクリーチャー。
とはいえ、大量GR召喚をした際にはそのターンにフィニッシュに向かっていることが大半なのであまり活躍の機会は少ないかもしれない。
《ダダダチッコ・ダッチー》
ダダダチッコ・ダッチー 火文明 (4)
GRクリーチャー:ビートジョッキー/ワンダフォース 2000
・マナドライブ6(火):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが6枚以上で火文明があれば、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それがコスト6以下の進化ではないクリーチャーならバトルゾーンに出す。それ以外なら山札の一番下に置く。
(ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
マナドライブによって盤面にさらにクリーチャーを展開することが可能なカード。「ドギラゴン」の踏み倒し先と《百鬼の邪王門》とで範囲が被っているのでヒット率はかなり高い。
欠点はマナドライブの6という数字。最速《鬼ヶ大王 ジャオウガ》からの《百鬼の邪王門》で《MEGATOON・ドッカンデイヤー》を出した際には5マナのはずなのでマナドライブが発動しないという点には注意。
ソニーソニック 火文明 (3)
GRクリーチャー:ビートジョッキー/ワンダフォース 1000
・マナドライブ3(火):自分のマナゾーンのカードが3枚以上で火文明があれば、このクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)
(ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
スピードアタッカー持ちGRクリーチャーの2枚目。というよりこのカードと《”魔神轟怒”ブランド》しかいない。
超天フィーバーを達成した《”魔神轟怒”ブランド》とこのカードが2枚づつ出れば16打点まで出すことができる。雑な《MEGATOON・ドッカンデイヤー》から捲れれば勝ちまで持っていくことができる。
《ポッポーポップコー》
ポッポーポップコー 火文明 (3)
GRクリーチャー:ビートジョッキー/ワンダフォース 2000
・マナドライブ3(火):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが3枚以上で火文明があれば、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。
(ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
登場時にマナドライブでブロッカーを除去することができるクリーチャー。
相手の《蒼き守護神 ドギラゴン閃》や《Dの牢閣 メメント守神宮》によってブロッカーを得たクリーチャーを破壊できる点は非常に有用。
《全能ゼンノー》
全能ゼンノー 無色[ジョーカーズ] (4)
GRクリーチャー:ジョーカーズ/ワンダフォース 2000
・相手のクリーチャーは、バトルゾーンに出たターン、攻撃できない。
《”魔神轟怒”ブランド》の超天フィーバーに関与しない無色クリーチャーだがいつ何時でも常に場に出しておきたいGRクリーチャー。このカードが存在するだけで返しの致死率が一気に下がる。
GRゾーンを使うにあたってここを妥協する意味がわからない。値段が高いからで採用しないのはちょっと...
以上が【赤黒邪王門バスター】だ。
デュエマ屈指の壊れカード、《蒼き団長 ドギラゴン剣》を最大限使えるこのデッキを是非楽しんでほしい。