【2020/12/18版】プレミアム殿堂のカードって何があかんのか【闇・火編】

2分割しようと思ったけど集中力が持たなかった

 

 

【闇文明】

次は闇文明。こちらも水文明と同じく9枚だ。

《ヨミジ 丁ー二式》

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ヨミジ 丁-二式 闇文明 (4)
GRクリーチャー:マフィ・ギャング/デリートロン 2000
・マナドライブ7(闇):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが7枚以上で闇文明があれば、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーの◆能力を使う。
・◆コスト8以下の進化ではないクリーチャーを1体またはコスト8以下のオーラを1枚、自分の墓地からバトルゾーンに出す。

最強GRクリーチャー2体の内の1体。

マナドライブの数字自体は大きいが達成してしまえばそこから出せるクリーチャーのコストの大きさ・自害するというメリットからコントロール・ミッドレンジ・ループ等様々なデッキで見られた。

その中でもループデッキにおける活躍が目立っており、2020年上期の環境を【4Cドッカンデイヤー】として暴れ回った。オーラを出せるという点から簡単にループに入ることができ、《天災 デドダム》との相性の良さが決め手だ。

流石に二度と帰ってこないと思うがGRゾーンの枚数が12枚から増えればワンチャンある。そんな未来も見たかった。

 

《ロスト・チャージャー》

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ロスト・チャージャー 闇文明 (3)
呪文
・自分または相手の山札を見る。その中からカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。その後、そのカードの持ち主は山札をシャッフルする。
・チャージャー

デュエルマスターズ屈指の凶悪呪文。強さでいうなら間違いなくトップ3に入るだろう。

わずか3マナで対戦相手のデッキを確認し、最も脅威となるカードを墓地に叩き落すことができるうえにチャージャーまでついているという明らかにオーバースペックなカードとなっている。「マナゾーンから呪文を手札に回収する」能力を持ったクリーチャーとの相性は抜群で、毎ターンのようにこのカードを使いまわす除去コントロールも当時の環境では多く見られた。これは当時のデュエルマスターズにおいて墓地回収の手段がそこまで多くなかった点もある。

その後、5マナのリアニメイト呪文《インフェルノ・ゲート》が登場。このカードを自分に撃ち込むことで《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》を墓地に送りチャージャーによってタイムラグなく《インフェルノ・ゲート》で釣り上げる【ゲートサファイア】が環境で大暴れした。《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》をプレミアム殿堂入りに追い込んだカードとも言える。

 

《スケルトン・バイス

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ケルトン・バイス 闇文明 (4)
呪文
・相手の手札を2枚見ないで選び、捨てさせる。

デュエルマスターズハンデスといえばなこのカード。

4マナで2枚ハンデス、しかも相手が選んでではなくランダムなのがその凶悪性を物語っている。

2マナ加速呪文から3ターン目に唱えることができ、先手であれば相手のドロー呪文が間に合わずリソースの差を広げるということも可能。一方的なゲーム展開を押し付けることも可能だった。

しかし、登場時の環境には《アストラル・リーフ》と《アクアン》が存在したため、リカバリーされることも多かった。初期のドロー呪文の強さを引き立てていた部分もある。

その後、《ラップ仙人 デッドマン》(異常なテキストだがプレミアム殿堂入りも何もしていないので当然公式大会で使用可能)という3マナで2枚ハンデスが行えるカードが登場。条件が条件なので《スケルトン・バイス》の異常性が際立つ。

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ラップ仙人 デッドマン 闇文明 (3)
呪文
・相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
・採点機能付きカラオケで1曲歌う。点数が80点以上なら、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
・リサイタル[闇(5)](この呪文を墓地からコスト5を支払って唱えてもよい。そうして唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く) 

 

インフェルノ・ゲート》

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インフェルノ・ゲート 闇文明 (5)
呪文
・進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。

第19弾で満を持して初登場したリアニメイト呪文。他カードゲームの反省を活かして調整に調整を重ね、5マナが適正だろうということで世に送り出された。

ダメだった。

まず問題点の一つ目として、墓地にリアニメイト対象を送り込むことの簡単さが挙げられる。先述の《ロスト・チャージャー》だけでなく、《ダンディ・ナスオ》と《エマージェンシー・タイフーン》という軽量カードが存在したのだ。

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ダンディ・ナスオ 自然文明 (2)
クリーチャー:ワイルド・ベジーズ 1000
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札を見る。その中からカードを1枚選んでマナゾーンに置き、マナゾーンからカードを1枚選んで墓地に置く。その後、山札をシャッフルする。

エマージェンシー・タイフーン 水文明 (2)
呪文
・S・トリガー
・カードを2枚まで引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。

そして問題点の二つ目がこのカードの登場4か月前に世に送り出された高コストのフィニッシャー、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》の存在である。

4ターン目に《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》が射出されると返すデッキはほぼ無く、そのまま蹂躙される。当時環境のトップメタであった【牙サファイア】(マナ加速から《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》を叩きつけるある意味正当なデッキ)を駆逐した。

その後、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》がプレミアム殿堂入りしたことでこのカードから踏み倒すクリーチャーの質は低下。...したかに思われたが、次に登場したのが《光神龍 スペル・デル・フィン》。今度は呪文ロックにハメられることが多発し、事態を重く見たのかプレミアム殿堂入りした。

コスト7以下限定になったが、シールドトリガーが付いた《インフェルノ・サイン》という調整版(?)カードや実質7マナの《魔龍バベルギヌス》が殿堂入りしており、リアニメイト呪文のデザインの難しさを物語っている。現代デュエルマスターズでは他にもリアニメイト呪文は登場しているが、高コストだったりしているので現代にこのカードが戻ってくるのは難しいだろう。(《襲来、鬼札王国!》がリアニメイト呪文の中ではかなり高いカードパワーなので可能性は0ではないのかもしれないが。)

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インフェルノ・サイン 闇文明 (5)
呪文
・S・トリガー
・コスト7以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。

魔龍バベルギヌス 闇文明 (7)
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ/グランド・デビル 1000
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーのクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、そのプレイヤーの墓地から、《魔龍バベルギヌス》以外の進化ではないクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出す。

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阿修羅ンチュラ 闇文明 (7)
クリーチャー:マフィ・ギャング 9000
・ブロッカー
・W・ブレイカ
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から4枚を墓地に置いてもよい。
・スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい。)
傀儡が来る! 闇文明 (8)
呪文
・クリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。|

襲来、鬼札王国! 闇/火文明 (6)
呪文:鬼札王国
・S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
・次のうちいずれか1つを選ぶ。
►相手のコスト8以下のクリーチャーを1体破壊する。
►コスト8以下のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
・<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、1つのかわりに両方選んでもよい。

 

《ヴォルグ・サンダー》

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ヴォルグ・サンダー 闇文明 (6)
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド/ハンター 7000
・W・ブレイカ
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、プレイヤーを一人選ぶ。そのプレイヤーは、自身の山札の上から、クリーチャーが2体出るまでカードを墓地に置く。

サイキッククリーチャー唯一の殿堂・プレミアム殿堂カード。

ゲーム外部から出てくるクリーチャーなので、殿堂入りではそこまで大きく影響がないためにプレミアム殿堂にまでなったカードである。

その能力は登場時にプレイヤー1人のデッキを破壊する能力。当然ループのフィニッシャーになったりコントロールのフィニッシャーになった。

まず最初に最も相性のいいカードとして《復活の祈祷師ザビ・ミラ》が挙げられる。

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復活の祈祷師ザビ・ミラ 闇文明 (8)
クリーチャー:デーモン・コマンド/エイリアン 9000
・W・ブレイカ
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の他のクリーチャーを好きな数破壊してもよい。こうして破壊したクリーチャー1体につき、コスト6以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。

登場時に自分のクリーチャーを複数体破壊してその枚数分《ヴォルグ・サンダー》を場に。《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の2体目を出せば《ヴォルグ・サンダー》を破壊してそのまま《ヴォルグ・サンダー》を出しなおすという芸当も可能。一見難しいように見えるがこの大量展開には《エンペラー・キリコ》が使われることもあった。《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の登場時能力をストックしながら《エンペラー・キリコ》を回すことで最終的に《ヴォルグ・サンダー》を連続で出し続け相手のデッキを破壊していた。

その後登場したデッキが悪名高き【紅蓮ゾルゲ】。デュエルマスターズをちょっとしか知らない人でもこのデッキの異常性から名前だけでも聞いたことがあるのではないだろうか。【紅蓮ゾルゲ】のフィニッシャーこそが《ヴォルグ・サンダー》なのだ。

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紅蓮の怒 鬼流院 刃 火/自然文明 (7)
サイキック・クリーチャー:ビースト・コマンド/ハンター 7000
・自分の自然または火のハンターがバトルに勝った時、それよりコストが小さいハンターを1体、自分の超次元ゾーンまたはマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
・W・ブレイカ

偽りの名 ゾルゲ 水/火/自然文明 (8)
クリーチャー:アンノウン 8000
・このクリーチャーまたは自分の他のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある他のクリーチャーを1体選んでもよい。そうした場合、その2体はバトルする。
・W・ブレイカ

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遊びだよ!切札一家なう! 火文明 (5)
サイキック・クリーチャー:カレーパン/ハンター 4000+
・このクリーチャーがバトルする時、「カレーパンはどこじゃぁぁぁ!」と聞いてもよい。そうした場合、そのターン、このクリーチャーのパワーは+2000される。
・覚醒−このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーをコストの大きい方に裏返す。 

カレーパン・マスター 切札勝太 火文明 (10)
サイキック・クリーチャー:カレーパン/レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 7000+
・バトルゾーンにあるコスト6以下のクリーチャーはすべて、種族に「カレーパン」を追加する。
・このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある他のカレーパン1体につき、+1000される。
・自分のターンのはじめに、「カレーパンを食ってやるぜぇ!」と言ってもよい。そうした場合、そのターン、このクリーチャーはタップされていないカレーパンを攻撃できる。
・W・ブレイカ

【紅蓮ゾルゲ】はまず場に《偽りの名 ゾルゲ》(と、パワーの低いクリーチャー2体)がいる状態で《紅蓮の怒 鬼流院 刃》を場に出すとコンボが始まる。《偽りの名 ゾルゲ》のバトル効果が誘発することで《紅蓮の怒 鬼流院 刃》がバトルに勝ち、超次元ゾーンからハンタークリーチャー、《遊びだよ!切札一家なう!》をバトルゾーンに。さらに《偽りの名 ゾルゲ》の能力でもう1体のクリーチャーと《遊びだよ!切札一家なう!》をバトルさせることができるので、「カレーパンはどこじゃぁぁぁ!」と叫ぶことで(パワー勝ちしてるならやらなくてもいいが)バトルに勝ち《カレーパン・マスター 切札勝太》へと覚醒する。ついでに《紅蓮の怒 鬼流院 刃》の能力でコスト4以下のハンターサイキッククリーチャーを場に。このコスト4以下のクリーチャーにより再び《偽りの名 ゾルゲ》が誘発するので《カレーパン・マスター 切札勝太》とバトルさせれば次はコスト9以下のハンタークリーチャーを場に出すことができる。これで《ヴォルグ・サンダー》を場に出し、《偽りの名 ゾルゲ》の能力で《カレーパン・マスター 切札勝太》とバトルさせ、超次元ゾーンに戻った《ヴォルグ・サンダー》を再び場に出し...無限にストックが貯まるので相手のデッキを破壊できる。

そして《ヴォルグ・サンダー》はミッドレンジ系統のデッキでも使用された。

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超次元ガロウズ・ホール 水文明 (6)
呪文
・バトルゾーンにある、サイキック・クリーチャー以外のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
・コスト7以下の水または闇のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。 

復讐 ブラックサイコ 闇文明 (5)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド/侵略者 7000
・進化−自分の闇のクリーチャー1体の上に置く。
・侵略−闇のコマンド
・W・ブレイカ
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の手札を2枚見ないで選び、捨てさせる。

S級不死 デッドゾーン 闇文明 (6)
進化クリーチャー:ソニック・コマンド/S級侵略者 12000
・進化−自分の闇のクリーチャー1体の上に置く。
・S級侵略[不死]−闇のコマンド(自分の闇のコマンドが攻撃する時、自分の手札または墓地にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
・T・ブレイカ
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーを-9000する。

《超次元ガロウズ・ホール》によって盤面の除去を行いながら場に出る《ヴォルグ・サンダー》は相手の山札というリソースを削り、闇のコマンドであることを生かして《復讐 ブラックサイコ》、《S級不死 デッドゾーン》に「侵略」することで相手のリソースを奪いながら打点を稼いでいく。《超次元ガロウズ・ホール》では《ヴォルグ・サンダー》を超次元ゾーンに戻すことはできないが、侵略によってサイキッククリーチャーでなくなれば問題なく手札に戻すことができるので《ヴォルグ・サンダー》を再利用できる。

《ヴォルグ・サンダー》がプレミアム殿堂入りした時期はGR召喚が登場したころであり、「オレガ・オーラ」の存在もあったのではないかと言われている。(オレガ・オーラはクリーチャーではないが、GRクリーチャーの装備品のように場に登場するカード。デッキ内にクリーチャーを入れずともクリーチャーを展開できるようになるため、《ヴォルグ・サンダー》との相性はバツグンだ。)

 

《ソウル・アドバンテージ》

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ソウル・アドバンテージ 闇文明 (6)
呪文
・自分のシールド1枚につき相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。

「戦国編」環境の闇文明を必須レベルに押し上げた最強のハンデスカード。《ロスト・ソウル》が1マナ軽くなっただけでプレミアム殿堂入りした。

このカードが登場した「戦国編」環境は《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》が大暴れしているだけでなく、シノビの登場と《ハッスル・キャッスル》等のような「シールド攻撃先を変更できる」城の存在のせいで対戦相手のシールドを攻撃しに行くリスクの高さ・リターンの低さが目立ってしまいコントロール環境になった。その結果、《ソウル・アドバンテージ》が使える闇文明と2ターン目マナブースト3ターン目マナブーストから4ターン目に《ソウル・アドバンテージ》を撃つことができる自然文明が環境に蔓延することとなった。

ビートダウンに対しては弱いデザインのカードが環境によって弱点を失くしてしまったという例。殿堂解除したとしても環境次第では使われない可能性もあり、現代で通用するかと言われると素直にそうとも言えないカード。しかし、大量ハンデスのカードが使えるとバランスが難しくなるということもあるので、解除は無いんだろうなと思えてしまうカードだ。

 

《超次元バイス・ホール》

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超次元バイス・ホール 闇文明 (6)
呪文
・相手の手札を見てその中から呪文を1枚選び、捨てさせる。
・次のうちいずれかひとつを選ぶ。
►自分の超次元ゾーンにあるサイキック・クリーチャーを2体まで、コストの合計が6以下になるように選び、バトルゾーンに出す。
►コスト10以下の闇のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。 

ピーピングハンデスがついている超次元呪文。

特筆すべきはその呼び出せる範囲の広さ。コスト6以下であればどんな文明でも出すことができるし、2+4という組み合わせで横に広げることも可能。

例を挙げるのであればコスト6のサイキッククリーチャーには相手の手札を見たうえで回収カードを選択することもできる《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》、マナブーストにより高コスト帯に繋ぐことができる《魂の大番長「四つ牙」》、相手の展開を遅らせつつ打点も高い《勝利のリュウセイ・カイザー》、そして先述の《ヴォルグ・サンダー》がいる。

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タイタンの大地ジオ・ザ・マン 自然文明 (6)
サイキック・クリーチャー:ガイア・コマンド/エイリアン 5000
・自分のターンの終わりに、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

魂の大番長「四つ牙」 自然文明 (6)
サイキック・クリーチャー:ビーストフォーク/ハンター 6000
・W・ブレイカ
・自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。

勝利のリュウセイ・カイザー 水/闇/火文明 (6)
サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 6000
・W・ブレイカ
・相手は、自身のマナゾーンにカードを置く時、タップして置く。

また、2+4のような組み合わせも非常に強力で、サイキッククリーチャーは「覚醒」すれば召喚酔いが無くなるというも相まって《時空の喧嘩屋キル/巨人の覚醒者セツダン》と《時空の戦猫シンカイヤヌス/時空の戦猫ヤヌスグレンオー》の組み合わせもビートダウン系統のデッキで好んで使われた。

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時空の喧嘩屋キル 火文明 (2)
サイキック・クリーチャー:ヒューマノイド 1000
・相手のターン中、相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力によって、自分のサイキック・クリーチャーが手札に戻される時、そのクリーチャーは手札に戻されるかわりにバトルゾーンにとどまる。
・覚醒−自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分のパワー6000以上のクリーチャーがあれば、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。 

巨人の覚醒者セツダン 自然文明 (7)
サイキック・クリーチャー:ジャイアント 5000+
パワーアタッカー+2000
・W・ブレイカ
・相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力によって、自分のサイキック・クリーチャーが手札に戻される時、手札に戻されるかわりにバトルゾーンにとどまる。

時空の戦猫シンカイヤヌス 水文明 (4)
サイキック・クリーチャー:ブルー・モンスター 4000
・M・ソウル
・K・ソウル
・このクリーチャーに覚醒した時、カードを1枚引く。
・ループ覚醒−自分のターン中に火のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》のほうに裏返す。

時空の戦猫ヤヌスグレンオー 火文明 (4)
サイキック・クリーチャー:フレイム・モンスター 4000+
・M・ソウル
・K・ソウル
・このクリーチャーに覚醒した時、バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーは「パワーアタッカー+2000」と「スピードアタッカー」を得る。
・ループ覚醒−自分のターン中に水のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを《時空の戦猫シンカイヤヌス》のほうに裏返す。

そしてもう1つの能力によって呼び出されるコスト10以下のサイキッククリーチャーがどれも強力な性能となっている。

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時空の凶兵ブラック・ガンヴィート 闇文明 (7)
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド 5000
・B・ソウル
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のタップしているクリーチャーを1体破壊する。
・覚醒:相手のターンの終わりに、相手の手札が1枚もなければ、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。 

凶刀の覚醒者ダークネス・ガンヴィート 闇文明 (13)
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド 9000
・B・ソウル
・このクリーチャーが攻撃する時、相手は、自身の手札を1枚選んで捨て、その後、自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。
・W・ブレイカ

時空の封殺ディアス Z 闇文明 (8)
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド/ドラゴン・ゾンビ 7000
・E・ソウル
・殲滅返霊4(このクリーチャーが攻撃する時、自分または相手の墓地からカードを4枚選んでもよい。あるいは両方の墓地からカードを4枚ずつ選んでもよい。選んだカードを好きな順序で持ち主の山札の一番下に置く。こうして選んだカード4枚につきこのクリーチャーの返霊能力を使う)
・返霊−相手は、バトルゾーンまたは手札から自身のカードを1枚選び、山札の一番下に置く。
・W・ブレイカ
・覚醒−自分のターンの終わりに、そのターン、相手のクリーチャーが3体以上バトルゾーンを離れていた場合、このクリーチャーをコストの大きい方に裏返す。

殲滅の覚醒者ディアボロス Z 闇文明 (16)
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド 18000
・E・ソウル
・バトルゾーンにある相手のクリーチャーすべてのパワーは-5000される。
・バトルゾーンにある自分の他のクリーチャーすべてのパワーは+5000される。
・Q・ブレイカ
・解除

盤面除去として重宝される《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》は強力なサイキッククリーチャー。覚醒条件も満たしやすく好相性と言える。

そして《時空の封殺ディアス Z/殲滅の覚醒者ディアボロス Z》。《時空の封殺ディアス Z》は「殲滅返霊」の能力によって最大2枚分相手のリソースを奪うことができ、ついでに墓地対策にもなる優れもの。覚醒後の《殲滅の覚醒者ディアボロス Z》はまさに盤面制圧の鬼。常時パワーマイナス5000ともなれば盤面に存在することは難しく、「解除」も持っているため場持ちが非常にいい。【ドロマー超次元】等のような青黒系統のコントロールデッキにフィニッシャーとしても大活躍した。

 

そして、《超次元バイス・ホール》には最高の相棒が存在する。

《時空の支配者ディアボロス Z/最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》だ。

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時空の支配者ディアボロス Z 光/水/闇/火/自然文明 (10)
サイキック・クリーチャー:ワールド・コマンド 9000
・E・ソウル
・ブロッカー
・このクリーチャーは攻撃することができない。
・相手のクリーチャーの能力によって、相手がバトルゾーンにあるクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。
・覚醒−自分のターンのはじめに、バトルゾーンまたはマナゾーンから自分のカードを3枚選び、山札に加えてシャッフルしてもよい。そうした場合、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。

最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z 光/水/闇/火/自然文明 (20)
サイキック・クリーチャー:ワールド・コマンド 23000
・E・ソウル
・このクリーチャーが攻撃する時、相手の光のクリーチャー、水のクリーチャー、闇のクリーチャー、火のクリーチャー、自然のクリーチャーを1体ずつ破壊する。
・解除
・Q・ブレイカ

《時空の支配者ディアボロス Z》はパワー9000を持つブロッカー。そしてクリーチャーの能力によって選ばれないという耐性を持っている。これにより当時大活躍していた《爆竜 GENJI・XX》に対して強く、環境トップであった【超次元GENJIビート】の天下を明け渡さないでいた。

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爆竜 GENJI・XX 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド/サムライ 7000
・K・ソウル
・スピードアタッカー
・W・ブレイカ
・このクリーチャーが攻撃する時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。

そして覚醒後の《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》は「解除」持ちでありながら攻撃時に最大5体のクリーチャーを破壊することができるQ・ブレイカー。フィニッシャーとしての性能は十分すぎるぐらいだ。また、コスト20であることを生かして《超時空ストーム G・XX/超覚醒ラスト・ストーム XX》

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超時空ストーム G・XX 火文明 (20)
進化サイキック・クリーチャー:アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド/サムライ 24000
・超無限進化:コストの合計が20以上になるよう、自分のサイキック・クリーチャーを1体以上選び、その上に置く。
・Q・ブレイカ
・自分のサイキック・クリーチャーがバトルゾーンに出た時、または覚醒させた時、このクリーチャーを自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
・メテオバーン覚醒:自分のターンのはじめに、このクリーチャーの下にあるカードをすべて墓地に置き、その後、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。

超覚醒ラスト・ストーム XX 火文明 (40)
サイキック・クリーチャー:アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド/サムライ 35000
・ワールド・ブレイカ
・このクリーチャーが攻撃する時、コスト10以下のサイキック・クリーチャーを好きな数、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
・バトルゾーンにある自分のクリーチャーを相手が選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)

そんな《時空の支配者ディアボロス Z》は呪文に対しては無力ではあるが、《超次元バイス・ホール》の能力によって対抗策となる呪文を捨てさせてしまえば盤石。簡単に...とまでは言えずともフィニッシュに持ち込む能力は相当高い。

現代で使えるようになったとして使われるかというと微妙なところではあるかもしれないが、今の環境と超次元の無限の可能性を考えれば解禁した方が刺激はあるのではないかとは素人目には思う。

 

《フューチャー・スラッシュ》

《ヘル・スラッシュ》

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フューチャー・スラッシュ 闇文明 (7)
呪文
・相手の山札を見る。その中から2枚まで選び、墓地に置かせる。その後、相手は自分自身の山札をシャッフルする。

ヘル・スラッシュ 闇文明 (8)
呪文
・相手の山札を見る。その中から3枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。その後、相手は自分自身の山札をシャッフルする。

闇文明最後は2枚セットで。《フューチャー・スラッシュ》は《ヘル・スラッシュ》の調整版(下位種)として登場したカードなので割愛。

そんな《ヘル・スラッシュ》だが、その能力は対戦相手のデッキを見たうえで3枚のカードを墓地に送るデッキ破壊カードとなっている。《ロスト・チャージャー》の項目でも書いたが、対戦相手のデッキを見て最も強力なカードを叩き落すというのはあまりにも強力。《ヘル・スラッシュ》は8マナと重めではあるが、3枚も落とせるとなるとその時点で相手のデッキはボロボロになり、2枚目からは消化試合になってしまうだろう。

「相手のデッキを見てカードを墓地に送るカード」は4枚存在し、その内3枚がプレミアム殿堂入り、残りの1枚も異常に条件の厳しい《ギガザンダ》ということを考えるとまあ解禁されることはないだろう。

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ギガザンダ 闇文明 (2)
クリーチャー:キマイラ 1000
・アクセル
・AC−このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、相手の山札を見る。その中から1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。その後、相手は山札をシャッフルする。 

 

火文明

次は火文明。デュエルマスターズの顔でありながらなんとプレミアム殿堂カードは1枚しか存在しない。

《邪神M・ロマノフ》

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邪神M・ロマノフ 火文明 (5)
進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 3000+
・Mデッキ進化−自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からクリーチャーを1体選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。表向きにした残りのカードを自分の墓地に置く。表向きにしたカードの中にクリーチャーが1枚もない場合、このクリーチャーを手札に戻し、表向きにしたカードをすべて墓地に置く。
・メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、火か闇のコスト6以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分のマナゾーンから唱える。
・G・リンク《邪神R・ロマノフ》または《邪神C・ロマノフ》の左横。

この能力を持ったカード全てがプレミアム殿堂入りしている「Mデッキ進化」を持つ「マッド・ロック・チェスター」を構成する1枚。

攻撃時にコスト6以下の呪文を唱えられるということで登場からプレミアム殿堂入りするまですべての環境で使われていた実績を持つ。

まず「Mデッキ進化」について見ていこう。この能力は《邪神M・ロマノフ》のみが持つ「デッキ進化」の強化版能力であり、通常の「デッキ進化」であればデッキの一番上がクリーチャーでなければ失敗してしまう。しかし、「Mデッキ進化」は3枚捲ることになるので進化できないということはほとんど無かった。ついでのように残りのカードが全て墓地に行くので、墓地肥やしにもなるという点ももちろん画期的。

そんな《邪神M・ロマノフ》は登場してからすぐに環境に食い込んだ。まず初めの活躍は【Mロマノフワンショット】。

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デビル・ドレーン 闇文明 (3)
呪文
・自分のシールドを好きな数、自分の手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

憎悪と怒りの獄門 闇/火文明 (6)
呪文
・相手のシールドが自分より多ければ、この呪文を唱えることができる。
・自分のシールドと同じ数のシールドを、相手は自身のシールドゾーンから選ぶ。相手は残りのシールドを手札に加える。(その「S・トリガー」を使ってもよい)

光姫聖霊ガブリエラ 光文明 (7)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/メカ・デル・ソル 7000
・G・ゼロ−自分のシールドが1枚もなく、バトルゾーンに自分の《光姫聖霊ガブリエラ》が1体もなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
・W・ブレイカ
・相手のクリーチャーの攻撃によって、相手がゲームに勝つ時、かわりにこのクリーチャーを破壊してもよい。そうした場合、相手はゲームに勝たず、このターン中クリーチャーは攻撃できず、自分の次のターンの終わりに自分はゲームに負ける。

《デビル・ドレーン》でシールドを0にしてから《邪神M・ロマノフ》の攻撃時能力によって《憎悪と怒りの獄門》を唱えてそのままダイレクトアタックを決めるワンショットコンボだ。自分のシールドを0にして1ターン相手に返すためリスキーに見えるが、当時は4枚積めた《光牙忍ハヤブサマル》と《光姫精霊ガブリエラ》によって防御性能も高く、比較的簡単にコンボを決めることができた。《邪神M・ロマノフ》から唱えるための《憎悪と怒りの獄門》も当時4枚積めた《ダンディ・ナスオ》によって打点を場に出しながら《憎悪と怒りの獄門》をマナに置くことができたので、デッキ自体も綺麗にまとまっていた。しかも、カスタマイズ性も高く《邪神M・ロマノフ》が殿堂した後も後期型では妨害要素やドローを入れた【青入りM・ロマノフ】として環境に君臨し続けた。

また、【Mロマノフワンショット】と同じ時期にも存在しながら《光牙忍ハヤブサマル》が殿堂入りしたことで【Mロマノフワンショット】が弱体化したタイミングで台頭した【Mロマノフビート】も存在する。

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青銅の鎧 自然文明 (3)
クリーチャー:ビーストフォーク 1000
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。

進化の化身 自然文明 (4)
クリーチャー:ミステリー・トーテム 3000+
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札を見る。その中から進化クリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。
・このクリーチャーのパワーを、バトルゾーンにある進化クリーチャー1体につき+3000する。

魔弾 ベター・トゥモロー 火/自然文明 (6)
呪文:ナイト
・KM−このターンの終わりまで、バトルゾーンにある自分のクリーチャーすべては「パワーアタッカー+3000」を得、シールドをさらに1枚ブレイクする。
・ナイト・マジック

こちらのタイプは《憎悪と怒りの獄門》を使ったワンショットキルを狙うわけではなく、(デッキに入っていることはあったが)クリーチャーを横に並べてビートダウンしていくデッキとなっている。

《青銅の鎧》、《ダンディ・ナスオ》を並べて盤面を横に広げていき、《進化の化身》によって《邪神M・ロマノフ》をサーチ。最終的には《邪神M・ロマノフ》によって《魔弾 ベター・トゥモロー》を唱えることで一気にフィニッシュに持ち込む。《邪神M・ロマノフ》が種族にナイトを持っているため、「ナイト・マジック」を発動させることができるが横に並んでいるクリーチャーの数が多ければ手打ちでも一気に攻め込むことができるのがこのデッキの強みだ。

そして超次元呪文登場後このデッキはさらに進化を遂げる。コスト6の闇の呪文。そう、《超次元バイス・ホール》だ。

最終的に《超次元シューティング・ホール》と《ガイアール・カイザー》の組み合わせ、「シューティングガイアール」が登場し【Mロマノフビート】は完成形になったが、《邪神M・ロマノフ》がプレミアム殿堂入りしたことで消滅した。

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超次元シューティング・ホール 火文明 (5)
呪文
・相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。
・コスト9以下の火のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。 

ガイアール・カイザー 火文明 (8)
サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 6000
・スピードアタッカー
・W・ブレイカ
・自分のシールドがブレイクされる時、そのシールドを見る。それを手札に加えるかわりに自分の墓地に置いてもよい。そうしたら、こうして墓地に置いたカードのいずれかと同じコストのハンター・サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。

現代では唱えられる呪文の選択肢の豊富さ等を考えると安易に返しては危険なカードだろう。5コストという絶妙なコストが現代では問題ないかもしれないと思えてしまうのが評価の難しいところだ。実際はまずいと思うが。